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山口県豊浦郡川棚の浜は、鳴り砂であった!

-舞妓の浜-

 

 最近、豊浦郡の室津海岸は今もなお素晴らしい鳴り砂の浜であることを確認し、豊浦町ホームページの伝言板(http://snwgwww2.townnet.pref.yamaguchi.jp/toyoura/bbs/bbs0294.html)にその旨を知らせたところ、地元の方からメールが入り、すぐ近くの浜-舞妓の浜-でも、昔は白砂青松の鳴り砂の浜であったこという情報が入ってきた。


メールには、次のように書かれていた。

『私は山口県豊浦町川棚の住民です。室津の隣です。

-前略-

 鳴き砂の書き込みを見て(豊浦町のHPの掲示板のこと=志波注記)、ここで育った私はなつかしい鳴き砂を思い出しています。川棚にも以前、舞妓の浜と呼ばれた遠浅の素晴らしい鳴き砂の海岸がありました。地図で見られたら分かりますが、小串に至る弓状の長い海岸です。

-中略-

 暑い夏のキラキラひかる浜辺を裸足で歩くと"クリックリッ、キュッキュッ"と鳴った音と足裏の感触を今でもはっきりと覚えています。』

 

 また、情報をくださった方のHP(http://ww5.tiki.ne.jp/~yamada-k/sub3-3.htm)には、環境破壊のことがつづられています。

川棚-内日間道路より川棚平野を望む
  
(上記HPより転移させていただきました)                 

 

『中央を国道191号とJRが横切り、中央で川棚川が交差しています。浮かぶ島は厚島です。

温泉街のある山側から海に向かってなだらかな丘状をなしており、画面では見えないが木の茂りの中には無数の池が点在し「リフレッシュパーク豊浦」はそこにあります。〜環境の変化の大部分は人工的に加工されたものや破壊されたものです。その中でも無残に壊されたものが海岸線です。

 特に川棚川の河口から小串にかけての浜辺はみごとな白砂青松の遠浅の浜辺でした。裸足で歩くとキュッキュッと鳴っていました。海に入ると「まんじゅうがに」という蟹やカレイの子供を踏むことがあり、足の裏が"こそばい"かった感触を今でも思い出します。あの透き通ってキラキラとした浜辺は何処へ行ったのだろう。〜』



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