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鳴り砂の浜で有名な島根県邇摩郡仁摩町馬路町に
「鏝絵」と「鳴り砂」の展示資料館と
馬路住民の
「憩いの場」や「集会の場」が
平成14年4月14日(日)
にオープンします。
平成17年3月鏝絵会場,鳴り砂会場は閉鎖されました!! 馬路町は、鳴り砂の浜のある町として、そして昔から左官職人の町として栄えたところです。
鳴り砂はもとより、ここに受け継がれている鏝絵の技術、作品はあまりにも有名である。
また、囲碁の名匠、道策や周作がでたところとしても有名である。
ここは数年前まで診療所として使われていたところです。
この展示会場は
高山会館
と名付けられました。
建物は二棟あって、西館が集会所や憩いの場として、東館が資料館として主に使われます。
開館に向けて、地元の方々のボランティアで着々と会場設営等の準備が行われています。
オープンには、振舞いがで、お祝いが行われると聞いている。詳細は追ってお知らせします。
国道9号から琴ヶ浜へ。高山会館と背後の高山1/29 国道9号の土手からの琴ヶ浜と会館1/29 高山会館(左:西館、右:東館)1/29 国道9号。左が高山会館、トラック方向は仁万1/29
鳴り砂資料室の予備調査2/16 展示版の搬送3/17 資料室からの展望、桜40本3/3 内装。ペンキ塗3/3
鏝絵3/3 鏝絵3/3 打合せ3/23。背景は地元写真家の花等の展示 鏝絵枠、看板板打合せ3/23
鳴り砂展示室準備(砂響感)3/23 鳴り砂展示室準備(砂響感)3/23 鳴り砂展示室準備内装3/23 はんなか展示(サッシ窓)3/16
※ 鳴り砂への想い ※
-砂響感-
※ 鳴り砂資料館は、琴ヶ浜の鳴り砂を中心にした展示会場にしたいと考えています。鳴り砂と普通の砂の性質の違い、日本の鳴り砂、琴ヶ浜周辺の鳴り砂の特徴、砂の展示、太鼓浜などを紹介しています。鳴り砂の体験、水中鳴り砂の体験もできます。水中鳴り砂は、大谷健一君(仁摩町仁万大井手)の装置で長時間洗浄して作り上げた傑作品です。どこにもありません。是非その奇妙な音とその振動を身体で体験してみてください。きっと、その不思議に取りつかれ、探求したいという気持ちになること間違いないと思いますよ。
※ 砂の顕微鏡写真も奇麗です。素人が、いま流行のデジカメを工夫して拡大して撮ったカラー写真です。是非、見に来て!その自然の砂の美しさに魅かれること間違いなしね。
※ 資料も手作りの冊子を用意しています。実際に歩き回って集めたデータと、その時の思いを書きつづっています。CDに収めていますので、音も聞けます。必要な方は資料代程度でお分けしようと計画しています。よろしかったら、そのようなCDの作り方もお教えしますよ。現在は、Mac(マッキントッシュ)に限りますけど、、、。PDFというファイルにするのです。
※ 砂浜にいる小さな貝の展示もしています。これまた素晴らしく美しい姿をしています。琴ヶ浜で実際に大谷健一君が採取したモノです。10年前の貝殻もありますので、その中から拾ってお持ち帰り頂いて良いですよ。顕微鏡の世界は別世界ですね。その写真も展示していますので見に来てください。
※ 鳴り砂から、音へとネットしていきます。水琴窟の紹介もしています。素晴らしい涓の作り出す音を楽しんでください。きっと、気持ちが安らぎます。大谷健一君と基礎研究をして、数台の水琴窟を温泉津の旅館に作りました(のがわや)。いい音が鳴り響いています。このCDも作成中です。実際の水琴窟も作りますので、ご相談ください。
※ さらに、コオロギや鴬の鳴き声、せせらぎやローカル列車や梵鐘の音、ピアノやファゴット、太鼓などの音を解析すると鳴り砂の音のことが少しずつ分かってきて、楽しくなります。まだ音の入門の入門ですが、少しずつ勉強したいと大谷君と二人で頑張っています。仲間に入りませんか。どなたでも歓迎です。メールは,こちら.
※ また、琴ヶ浜周辺に咲く草花をデジカメで大きく拡大して撮影した写真も展示しました。単なる草と思っていたものを、デジカメで大きく拡大してみると驚くことばかりです。、元は砂を大きくして観てみたいといろいろと考えた結果、やっとのことで、簡単な方法でしかも安価に作ることができ、愛用しています。作り方をお教えしますよ。もっとも、どのデジカメでも使えるかは、分かりませんけど。
この資料館の名前を、「砂響感(シャキョウカン)」と名付けようと予定しています。その意味は、砂からあなたの心を動かし感動してもらうという思いを込めました。五感をくすぐるとでも言いましょうか。視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚を働かせる館(感)ですね。「感」は「館」というゴロ合わせのつもり。
味覚を砂からどうして得るの?という質問がきそうですね。そうですね、この館は、人の集まりを第一としたいと考えています。人が集まるところで、心の和がつながっていく。きっとそこには話しの味というものを感じ取ることができる和ができると思う。発想を変えれば、お茶飲み話になるでしょう。そしてそこには馬路でしか味わえない味覚が登場するかもしれない。いや、それはもう私と大谷君は体験をしている。鳴り砂を通した素晴らしい味覚を味わったのである。そんな話しもできる砂響感になることを夢見ているのです。
そのような砂響感になると、沢山の情報が飛び交うでしょう。沢山のいろんな分野の方が集まるでしょう。沢山のいろいろな時間が流れるでしょう。人間の心模様が描けて楽しい砂響感になるでしょう。そんな館にしたいと思ういまである。
そうなるには、これからやらねばならないことがたくさんあります。
「あせらず長い目で琴ヶ浜の砂粒を数え終わるまで続ける想いで一歩ずつ進んでいくことである」
と肝に銘じています。
閉館!!
2005.3.20,このコーナーは閉鎖いたしました.その後,この会場は,町民の寄合いの場(マージャン,集会室など)に変わるそうです.まだ,短い期間でしたので途中で終わったのが残念です.しかし,個人的にはその火が消えたわけではありませんので,今後のご教授をお願い致します.健ちゃんと頑張っています.いろいろと面白い鳴り砂現象が発見されてきています.2005.3.21/志波
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