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琴ヶ浜海水浴場の海開き2002
鳴り砂の浜で知られている白砂青松の海、仁摩町馬路の琴ヶ浜が、海水浴シーズンを迎え、子供たちの夏休みを前に、7月14日(日)海開きの神事がありました。仁摩町に来て私はまだ一度も海開きの神事には行ったことがなく、いろいろと琴ヶ浜を楽しんでいる私としては、今年は早いうちから行きたいと思っていて、今日、実行できた。
今日は天気予報が外れ、朝から陽が差し、海開きには最適な日でした。10半からということで、健ちゃんを誘ったが、彼は微小貝の写真を撮るのに夢中で、行きませんでした。9時50分ころ家をでて、9号線から外れた天河内の町道を通っていつもの自転車で走った。緑も次第に濃くなり、稲も30cm位に成長し、山並みの緑と完全に溶け込み、町全体が緑の中にうもれている。走りながら大きく深呼吸をした。あまりにも美しい緑の世界に魅かれ下りて写真を数枚撮った。
10時頃、浜に着いた。神事の準備で皆が動き回っていた。お供えの魚や、果物、お米、お神酒などが持ち運ばれてきて、お供えされた。時間になると白い服を身に着けた宮司さんが見え、司会のもと海開きの神事が始まった。70,80人位の老若男女が集まり、祝詞を聞きながら海の安全を皆で願った。
神事は、1時間弱で終わった。その後、出席した人へ、整理券番号にしたがってお土産が配られた。むかしは、宝物探しとしてみんなで楽しんだという。
その後、馬路に来たらいつもJR馬路駅に行って、乗車駅証明書をもらって帰る。今日も行ってきた。海開きが終わった親子ずれが線路の脇を通って、家に帰る途中であった。ローカル列車の通る、とは言っても山陰本線であるが、田舎の風景として暖かい風情を感じた。
乗車駅証明書の出てくるボックスのボタンを押したが、作動しなかった。「おかしいな?」もう一度押してみたが、やはりだめで、注意してみると、汚れた赤いランプが消滅していた。このランプが転倒していないときは、でないのである。紙が無くなっているのであろう。
あきらめて、次の行動へ移った。山陰本線のガードを抜けて、高山会館に向かった。(つづく)
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