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高山会館外壁に秋月会の鏝絵をセッティング
(つづき)
午後1時から、鏝絵を高山会館に載せるということで、わたしは海開きの式典が終わってから、そのまま馬路に居ることにした。パソコンも持て来ていたし、やるための資料も用意してたので、高山会館でその間仕事をた。二階の高山会館砂響感)は、熱気でムンムンしていた。四方の窓を開けると、海風が勢い良く抜けてくれ、涼しさが少し戻った。しかし、自転車で来ていた私の額、背中からは汗が噴きだしていた。
昼食は、馬路には食堂がないので、馬路の通りの店でパンと牛乳を買って会館で一人で食べた。会館には、久しぶりに行ったが、やはり、埃がしていて、掃除をしたりで、以外と時間を食ってしまう。12時の仁摩町のサイレンが聞えてきた。パソコンと砂時計の実験装置を用意して、砂の流れの実験をし、データをまとめる。すこし、装置部品が足りなく、それは家にかえって解析することにした。
1時近くになると外がにぎやかになり、鏝絵をあげる準備がはじまりだした。わたしは、記録のために、仕事を止めて、その様子をデジカメにおさめた。
ここは背後に琴ヶ浜をひかえ、国道9号から良く見えるところである。その作業風景がちょうど9号線を通ったドライバーの目に留まったようで、数人が大きなカメラでこの様子を撮っていた。「どうぞ、こちらに来て観てください」準備していたうちの一人が走り寄って、紹介していた。車は鳥取ナンバーで、米子から温泉津へ撮影会に来たというのである。会館の一階はアマチュア写真家の撮った邇摩近郊の草花や神社仏閣の写真が展示されているが、これも観て、帰りに大森にも行ってくるという。会館に入って、二階からその様子を収め、好いものにであったと喜んでくれた。砂響感に展示してある鳴り砂、微小貝の資料も見学。やはり、微小貝の美しさ、鳴り砂の、とくに水中鳴り砂の音には驚いていた。
鏝絵は、悪戦苦闘があったが、何とかセットでき、皆でその前で記念写真を撮った。役場の公報員も見えて、その様子を収めてくれた。
琴ヶ浜から高山会館へ 鏝絵のセット風景 記念写真/前列左端がHP著者/鏝絵作者は背後右端立人 米子からきたという観光客/記帳してくれる 秋月の鏝絵 慰労会 セットされた鏝絵 琴ヶ浜。海開きを待ちきれぬ、、、 柳沢慎吾作鏝絵/海の家に展示 琴ヶ浜のカモメ達 琴ヶ浜に、自然に生えているハマナス? ※ なんという名の花? その後、慰労会があり、私も参加。暑かったので、ビールがおいしかった。5時ころまでそこにいたが、みんなはマージャンを始めたので、私と何人かは、ここを離れた。いつもよりたくさん飲んだので、酔いを醒まそうと、琴ヶ浜にまた行ってみた。もう、海水浴をしている若い女の子たちも数人いて、思い思いで来る夏を楽しんでいた。
浜の砂をチェックして歩いた。袋を持ってきていなかったので、ハンカチや落ちていた瓶を使って砂のサンプルをしていった。非常によく鳴ってた。
帰は、ゆっくりと自転車を漕ぎながら坂道を登り、帰りましたが、やはりまだ、醒めてなく、登るのが偉かった。来るときの方向と違った帰り道のきれいな緑の稲が美しく映え目に飛び込んでくる。自転車を停めると、田んぼのあぜ道にきれいな花を見つけた。接眼レンズを持ってきていなかったのが残念でしたが、何とか撮れました。湿地になっているところには、珍しく蒲の穂が立っていた。そばに行って撮ろうと田に入ったら、「ズブッ」と足がぬかんでしまった。もう少し乾いていそうなところへ、もう一歩進めてもまた「ズブッ」で同じである。もうあきらめそのままズブズブ進んで穂の写真を撮った。タラコ色の列車が通過し、懐かしく電車を追った。その音を噛みしめて見送った。
きれいな緑が私を癒してくれる 草に埋もれた小花よ、、、なんという花なのだろうか ガマの穂 仁摩サンドミュージアムとタラコ色列車 愛用の古い自転車と緑景 松江行きだろうか、、、タラコ色の列車 洗濯機をまわしながら、シャワーで汗を流す。少々疲れました。
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※ 気になる『琴ヶ浜のハマナス?の花』-上記花参照
一昨日HPにアップした花(「琴ヶ浜に、自然に生えているハマナス?」)が今まで思い込んでいたものと違っているようで、気になって大田市の途中にある浜(近藤ヶ浜、静間)に行ってきた。やはり間違えていた。
その時(2000.6.15)は自分で調べて、ちゃんと、その花は間違いない(ハマナス)と信じ込んでいたが、いろいろと考えを展開していると、どうもどこかに間違いがあるようで、気になりだした。HPにも、?をつけて名前をつけていた。「ハマナス」、、、その花は、2年前にみた花と同じでしたので、「へ〜、琴ヶ浜にもハマナスがあるんだ。でも、静間の浜には、『日本最南端に自生するハマナス』て書いてあったし、、、。それじゃ、琴ヶ浜のハマナスは、静間よりもっと南にあるから、新発見だ!」と思った。「でも、そんなことは滅多にあるはずはない、、、」と、もう一度調べなければと気になりだした。インターネットでも調べたら、どうも私の思っていた花は間違いであることが濃厚になってきたし、、、。
その静間の浜に降りたときは、一昨年の囲いがされていた状況と看板は同じだったが、囲いの中には、今日(2002.7.18)は、その時の花は一輪もない。「?、、、」囲いの中には、草ばっかりしかみえない。おかしいな?よく見たらもう終わりかけた二輪の赤い花が咲いていた。「あっ、ハマナスだ」インターネットで観た花が終わりかけていたが咲いていた。
それを発見したときは複雑だった。2年間も、私の中のハマナスは間違えていた。しかし、ここで正しいものに入れ替わって、うれしい気持ちになったと同時に、2日だったけど、その疑問が解けてほっとした。2000ハマナス!は、ハマボウフウらしい。
そんなことがあって、浜から帰ってきてメールを開けたら友人からメールが入っていたが、そのメールの概要は、真実についてのことだった。改めて、物事には、真実、偏見、偶然ということがある、ということを噛みしめてみた。2年間は、私の中では、真実だったのだけどそれは間違っていた。このような真実の間違いは、こうして改められるけど、心の真実というのは本当に改心できるのだろうか?
『真心を尽くせ。人知れずとも』 こんなメールも友人から同時に入ってきた。本心からまごころを尽くすことであると、またも教えられた。
『ほんとうのことがいちばんいい』 2001.4.23、長崎のぎぎが浜を調査したとき、宛陵寺に書かれていた言葉も思いだした。
砂浜は広く、仁摩の方へ歩くにしたがって、砂粒は粗くなってきた。この浜は、全く鳴り砂の音を発することはなかった。写真は、2000.6.15に撮った出雲方向の情景である。
この風景は、近藤ヶ浜(大田市静間)。柵がされていてハマナスの看板があり右端の花がいっぱいに咲いていた。てっきりハマナスと思ってしまった。 2000.6.15. これが”ハマナス”です! (2002.7.18,近藤ヶ浜)
2000ハマナス!
これは、きっと「ハマボウフウ」です?
(2000.6.15,近藤ヶ浜)これは何の花?浜一面が覆われている(2002.7.18,近藤ヶ浜) カワラナデシコ(2002.7.18,近藤ヶ浜) これらの花は、何という名前かな? ツリガネソウ(2002.7.18,近藤ヶ浜) 大田市立静間小学校正門 百合(2002.7.18,近藤ヶ浜)