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月下美人、新月の時間
2002.9.10,19:06:27,メゾンからの西の空の三日月 2002.9.10,19:10:40,メゾンからの西の空の三日月 仁万に来て7年目に入った。琴ヶ浜を中心にあちこちを歩き、いろんな出会いがあった。
仁万に来るときに、伊勢原の家から月下美人の葉(?)を一枚もってきて、植木鉢に植えベランダで育てていた。風に吹かれて転び鉢から抜けたり、長期に家を空けて、水が不足して元気を無くしたりで、途中、何度か枯れそうだったり腐りそうだったりした。動物のような生きものとはいわないにしても、一人で管理していると難しいところがある。人間も同じであろうと思った。挫けず、七転び八起きで頑張ることで美しい月下美人が咲いてくる。
しかし、環境に順応してきたり、私の見る目が肥え、ベランダでの、そして長期の留守に対しての対応がわかってきて、鉢植えの管理がうまくなったようだ。月下美人の他にも、白檀というサボテンや万年青、シャコバサボテン、サボテン、紅葉、シンビジュームなどがベランダや物干し竿を占領している。それらも鉢が増え最近は順調に育っているのはうれしいが、そろそろ場所がなくなってきた。鉢の脇から、雑草と思う草が生えてきた。採らずにそのままにしていたら、花が咲いた。博物館の方に写真を送って、何というものか聞いてみた。タカサブロウという花であるという。雑草であろうが、接写で撮ると素晴らしい花である。
タカサブロウ
今年(2002年)9月5日に月下美人が華を着けた。伊勢原の月下美人は、平塚市に居たとき、マンションの隣の方から戴いたものである。かれこれ、17年前である。
9月5日、伊勢原に電話して伊勢原の月下美人の開花状況を聞いてみた。7月に咲いたというが、満月だったよという。今、どうかと聞くと花芽は着いていないという。
仁万の9月5日の月の暦を調べてみた。新月の2日前だった。9月は7日が新月である。
「ひょっとしたら、満月の反対側の月でも咲くのかも?」と思った。インターネットで月下美人を検索してみた。数千のHPが出てきた。その内の始めの方の開花日を数点調べてみた。
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/buaab605/hurusato/gekkabijinn_1.html
2001.9.15:新月2日前
http://www.otsu-edunet.ed.jp/kagakukan/event/bijin.htm
2001.8.16:満月から2日目
http://www.southern-ga.co.jp/gekabijin.htm
2001.7.8:満月から2日目
8.19:新月2日前
なんと、新月は2日前、満月は2日後である。偶然かもしれないが、何か面白い結果である。私のうちの伊勢原は、満月、仁万では新月、、、さて、そうなっているのであろうか。来年の結果が楽しみである。
月下美人が咲き始めるのは、いずれも夜になった7時くらいからである。わたしのは8時ころから一気に開花してくれた。この時間は、誰の月下美人も同じようである。それなら、満月や新月に咲くというのも何かあるかもしれない。
自然界の『時間』というものであろう。
仁万の月下美人 2002(H14).9.5,20:25から2輪、開花が始まった。
2002(H14).9.6,21:00から1輪、開花した。
Nikon COOLPIX 995蛍光灯の明かりのみの撮影である。
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