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岐阜県多治見市小学2年生

鳴り砂研究

多治見地区科学展受賞

 

 岐阜県は海のない県である。そこの生徒が鳴り砂に興味を持ったのは、仁摩サンドミュージアムに来て、海の砂が鳴るということに疑問を抱いて、今年の夏休みの自由研究のテーマに取り上げたというのである。発表内容はまだ伺っていないが、それはそれとして、こうして何事にも疑問を持ちそれを解決しようという気持ちになりかつ実行したことは素晴らしいことであると思う。

 そのような取組の中から、これをやってみたいということが沸き上がって、取り組む。そしてあきらめずに一つの目的を達成させる。このことは何事においても大切な姿勢である。先日のノーベル物理学賞をとられた小柴先生の言葉『いいと思ったことはあきらめずにやること。やめた時点が失敗である』ということを思いだした。さらに、実験だけが本物だということも、誰もがやらないことをやり続けること。たかが砂されど砂である。鳴り砂は、未知な分野の研究テーマであると私は思っている。

 お礼に、自作のコップを頂いた(2002.10.15)。大切に使っている。家は焼き物屋ということである。粘土を分級して練って形作っていく、、、懐かしい粉体工学の世界である。


鳴り砂の研究で賞を頂いた好羽ちゃん(小2)
私を想像して好羽ちゃん(小2)が描いてくれた私の顔と名前入りのコップ。釉薬で描かれ、焼かれている。




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